
飛灰共同処置です
焚き火硫黄炉は高効率臥式または立式で、鋼制円筒内に耐火れんがと保温れんがを張ります。硫黄と空気を十分に接触させるために、炉内部に三本の折流防壁を設け、また硫黄の燃焼が不十分で昇化硫黄が発生しないように二次風を設け、空気の補充と炉内の温度調節を行い、昇化硫黄が発生しないよう燃焼を促します。設備負荷が大きいため、硫黄ノズルを二つ設置し、机械霧化(液硫黄圧力で硫黄を霧化すること)を採用しています。ノズルの設計は必要な硫黄量を確保する以外に、噴霧しやすい微粒を形成しなければなりません。噴霧角が大きく、霧化行程が短く、かつ均一に分散します。噴霧銃は炉内の高温による損傷と熱による硫黄粘度の上升による詰まりを防ぐため、噴霧銃にはスチームクリップが付いています。